番外編:DOLBY CINEMA ドルビーシネマを体感したお話

番外編:DOLBY CINEMA ドルビーシネマを体感したお話

波に乗り遅れている感丸出しではあるものの、折角ドルビーシネマを体験してきたので、簡単にリポートしておこう。おそらくIMAXとの違いや、そもそも高いお金を出すことに疑問を感じている人もいると思うので、そのあたりを感想としてまとめておく。

ちなみに、私が行った劇場は「T・ジョイ博多」である。

ぶっちゃけ結論:期待している映画なら迷わず「ドルビーシネマ」選ぶわ

映画自体が進化しているとは日々思うが、我々の視聴環境の方もかなり、劇的に変わってきたと思う。

ドルビーシネマはそれを改めて体験させてくれる、新しい贅沢環境シアターだ。少なくとも現時点で、私はこれ以上の映画鑑賞条件を知らない。恋人が隣にいてくれること、とかそういうの意外で。

この環境下で、自分の期待していた映画を観ることは限りなく贅沢だ。映画を観ることへの集中度合いが全く違う。私は今後、高確率でドルビーシネマを選択すると思う。

IMAXを初めて体験した時の衝撃もすごかったが、今回はそれがさらに進化したと感じざるを得ない。IMAXを愛していた身としては、こんな形で浮気相手ができてしまうとは…。悪いのは私ではない、ドルビーだ。

さて、どう違いを感じたかという点を説明していこう。

真に映画を視聴するためだけの空間

このシアターは、映画を視聴するという目的のみを徹底的に追及されている。

すなわちどういうことかというと、

「暗い」「音がしない」「映像が綺麗」

という3点をどれだけ極められるかということだ。

そして、それを今の技術で最大限極めているのがドルビーシネマだ。

暗い:歩行が困難なレベル

「暗い」という点に関しては、正直歩くのに困るくらい、本当に暗い。私のように最近頻尿気味の方は、途中でトイレに行ってしまう際の注意が必要だ。

画面以外で光っているのは、左右階段の足元がほのかに光っているのみ。ここまではIMAXを含む通常の映画館と同じだが、一番びっくりしたのは「映画が始まっても暗い」こと。

普通は映画の光が反射して、ある程度場内も明るくなる。しかし、ドルビーシネマは壁面に光を極力反射させない素材を使っており、映画が始まってもずっと暗いのだ。人の顔にはさすがに光が反射するものの、それ以外は基本的に暗いと思って良い。

音がしない:厳重な倉庫並み

私が体験したときは人も少なかったので、ここに関しては人の多さと、民度のレベルで多少異なるとは思うが、防音は本当に徹底されている。ドアを開けるまでは、まず中の音は聞こえてこない。開ける前までは、本当にこの場所で合っているか、若干不安になるくらいだった。

入ってからも、人の会話以外、音という音が聞こえない。まるで絵画の保管場所のようだ。劇場を出る瞬間まで、人が多いレストランフロアと隣接している、T・ジョイ博多にいたことを忘れるほどだ。

映像が綺麗:色彩表現は本当に異常

従来映像との比較。艶やかさがまったく違う。

映画前にドルビーシネマの紹介が入るのだが、その1シーンに、色彩に関する説明シーンがある。

一番衝撃を受けるのが「これは黒ですね。でも本当の黒はこういう色です」というくだり。黒が本当の黒に変わるという奇妙な表現なのだが、そうとしか言い表せない形で映像が切り替わる。

その瞬間「あ、これ色の表現半端ないやつだわ」という認識になる。これは劇場で体験しないとわからない。

視聴中も感じるのは、色味がとにかく艶やかであることだ。家電屋さんでよくテレビに4Kなどの綺麗な映像を流していると思うが、あの綺麗さをそのまま巨大スクリーンで表現するレベルだ。いや、色味に関してはもっと深いレベルで表現しているかもしれない。

また、視聴後にYoutubeで紹介動画を観たが、たぶん良さは伝わらない。とりあえず気になる方は一度体験した方がいい。

まとめ:没入感が半端ない

以上3点のレヴェルが半端ないため、没入感が半端ないことになっている。私は、これで3Dや4Dなどがなくても映画体験は高められるという確信を得た。

これから映画は観るから体験する方向にシフトすると思われるが、その先鋒がこのシアターだろう。4Dのように外部要因を「足す」のではなく、観るための環境を「深める」という発想だ。作品との相性含め、どちらも長短あるが、私は後者が好きなタイプだ。

IMAXとの違い

色々と調べてもみたのだが、技術的な違いはかなりあるようだ。しかし、肝心なのはどう感じたかということ。

私が感じた率直な意見としては画面の大きさ以外は、残念ながら没入感・映像の美麗さにおいてドルビーシネマに分があると思う。福岡の環境下という条件ではあるが、私は断言する。

ただ、ドルビーシネマの方がとにかく高い。コスパで観た場合はIMAXに分があるため、しばらくはお財布と相談して使い分けた方がよいだろう。

余談と苦言

ちなみに、管理人は博多在住だ。福岡は、有名でない映画の公開が遅かったりと色々苦汁を舐めさせられるが、ドルビーシネマをいち早く体験できることは本当にラッキーだった。

ただ、T・ジョイ博多の飲食の込み具合は本当にどうにかしてほしい…。ドリンク購入に下手すれば20分かかる。

あと、キャナルの話で、IMAXのスクリーンに傷がついていると思うのだが、私だけだろうか?かなり興を削がれるので、本当に傷が入っていたら是非修繕してほしいものだ。それで実はドルビーシネマを試してみた、ということもあったりする。

これからの福岡映画環境改善に向け、そんな余談で、本レビューを締めたいと思う。


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