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満足度30%:イソップの思うツボ 感想 ネタバレなし

満足度:30%【ランク小】

あらすじ

カメだけが友達の内気な女子大生・亀田美羽、大人気タレント家族の娘である恋愛体質の兎草早織、父と2人で復讐代行業を営む戌井小柚。ウサギとカメ、イヌの名前を持つ3人は、有名童話さながらの奇想天外な騙し合いを繰り広げるが……。

「カメラを止めるな」の再来、ならず

(C)埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

低予算・有名俳優皆無で300億円もの売り上げをたたき上げた「カメラを止めるな」を始めて観たときの衝撃は今でも覚えている。

他の方の感想と被るが、30分経った後の急な場面転換と、たいくつな30分間の伏線回収はとても見事で、劇場内で周囲からの笑いが絶えなかったのは久しぶりだった。

また、それがウケた要因の一つとして、前情報が無かったことがも起因する。ただのB級映画かと思っていたら、全然違う高度な映画だった!というのがまたスパイスとして良かった。

しかし、今回は狙ってやり過ぎたのか、期待とは全く違う方向に映画がつくられている…。というか、予告やキービジュアルとも微妙にズレていると感じる映画だった。

そういう事じゃないと思うんだよな…

「カメラを止めるな」云々ではなく、客観的に本作を観た感想を述べると、無理やりびっくりさせようと思って、なんだか収集がつかなくなったようなイメージだ。プロポーズでフラッシュモブをやろうとしたが、ダンスもタイミングもてんでバラバラになって、気が付いたら振られてる!みたいな感覚だった。

前半のドラマ的展開から、後半にかけては、確かに展開は読めないかもしれないが、あんなもん誰も深読みせんわ!というもので、アイデア自体は良かったがその後の失速が半端ない。作品を作る方に敬意を払う人間として、絶対に言いたくない言葉だが、自分が作った方が良かったんじゃないかと思えるほどだ。

また、予告編も「だまし合い」などの謳い文句が強すぎる。詳しくは言わないが「相互にだます」というものではないし、あとポスタービジュアルの着ぐるみ、あれも全く出てはこない。あくまで3名の立場を想起させるものであるならば、キャッチコピーに態々着ぐるみという文言は入れない方が良い。これはプロモーションやデザインに携わる人間としての意見だ。

女優3名の印象は強い

(C)埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

オーディションをしたというだけあって、メイン3名は役柄などにもマッチしており、個人的に良かった。救いがあるとすればこの女優さんたちだろうか。

石川瑠華(いしかわるか)
井桁弘恵(いげたひろえ)
紅甘(ぐあま)

演技そのものは拙い部分がそれぞれあるものの、キャラクターと伸びしろをイメージさせる3名だった。他の監督さんたちも、こういう風に使ったらいいんじゃないかというイメージが湧いたのではないだろうか。

監督頑張って!

ハリウッドの話だが、当時全く無名だったにも拘わらず、低予算映画としてSAWを監督したジェームズ・ワン監督は、その後しばらくメガヒットは無かったものの、着実に実績を積み上げ、近年では「アクアマン」「ワイルドスピード」などの大作も監督している。(まあ、ハリウッドの低予算は日本の大作の予算に相当するけども…)

ハリウッドと状況なんて違い過ぎるわけだが、せっかく生まれたメガヒットの一発で終わらずに、一映画ファンとして頑張ってほしい。

まとめ:正直、おススメはできない

この時期だったら、まだライオンキングもやっているので、そっちを見たほうが良い。あえておススメできる方がいるとすれば、井桁弘江さんの可愛い姿を見たいファン…とかかなあ。

概要・キャスト

公式URL: http://aesop-tsubo.asmik-ace.co.jp/

監督
浅沼直也
上田慎一郎
中泉裕矢

石川瑠華
井桁弘恵
紅甘
斉藤陽一郎
藤田健彦
高橋雄祐
桐生コウジ

2019年製作/87分/G/日本
配給:アスミック・エース


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