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満足度:68%ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 感想【ネタバレなし】

満足度:68%【ランク中】

あらすじ

人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。

ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD

背景を知ってから観るべき映画

人にはそれぞれの方程式がある。

クエンティン・タランティーノ×レオナルド・ディカプリオ×ブラッド・ピットという方程式が並んだら、「イカれてる!」という答えを導き出すのが映画好きの解というもの。とりあえずこの羅列だけで、私は観賞を決めた。

ネタバレや先入観が嫌いなので、普段は予告や事前情報をそこまで観ていかないタイプの人間なのだが、本作に関しては色々調べて行けばよかったと後悔している。

「シャロンテート殺害事件」なんて知らずに観たよ…

ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD

本作のラストは「シャロン・テート殺害事件」に向かって走っている。私のように無学な人間がポカンと観ていると、マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートは何で出てきたんだろうと、ラストまでそんな感覚になる。

先入観を入れたくなかったのか、予告でもあらすじでもその件には殆ど触れていない。公式ページでも右下にすこーしバナーが貼られているくらいだ。

当時のヒッピー文化(?)や、マンソンファミリーの問題などをさらっと予習しているだけでも良いので、この事件を中心とした背景を知っておくとよい。そして安心してよい、これを知ったからと言ってネタバレにはならない。

私が調べた中では、この方のまとめ記事が一番わかりやすかったので貼っておこう。
https://www.banger.jp/movie/15675/

ディカプリオとブラピの競演は確かに興奮する

押しも押されぬハリウッドの超ベテラン二人。意外にも初共演とのことだが、そう思わせないほどしっくりくるコンビだった。

何よりも単体の演技がまず素晴らしい。

特にディカプリオの演技が凄まじく、コメディ的な要素が強い本作の中で、適当に演じても良さそうな劇中劇の部分でも、鬼気迫る演技を繰り返している。スイッチを入れっぱなしかと思えば、コメディ部分の演技は雰囲気を読んだ素敵な演技をしており、とにかく良い。

反対にブラッド・ピットは相棒役に徹した静の演技だ。節々で説得力のあるセリフを発し、鍛え上げられた肉体などであくまで静かに観客に存在感を醸し出す。

やっぱりこの二人は半端ない。そして、めちゃくちゃ楽しそうだ。

ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD

最後の最後でタラちゃん節炸裂

タランティーノ監督と言えば、キル・ビルよろしく、過激なシーンを必ずと言っていいほど入れてくる方。しかし、本作はグッとくるシーンは何度かあったものの、ラストまで割と平坦な展開が続く。

「やっぱりいつまでも、あんなことばっかりやってたらだめだよな。タラちゃんも大人になったのね。」と、思ったら、ラストにこれでもかのタラちゃん節が待っている。

そのため、タラちゃんらしさを求めている方にもバッチリだ。

1960年代のアメリカ記録映画としても優秀

街中など、本当にどう撮影したのだろうと思うくらい、1960年代の風景や車などの完成度が高い。綺麗なおねーちゃんのファッションも、どこかしら日本のバブル的な匂いを感じさせる。

ヒッピーがどう思われていたかや、どういう思考だったかなどがよくわかる。そういう意味でも鑑賞していて面白い映画だ。

まとめ:事前情報を調べておいた方が良いよ

正直、私の満足度はそんなに高くない。その理由は上記のように、まったく背景が分からなかったからだ。

そのため、よりラストへの道のりが平坦に感じる。ちゃんと予習していけば、かなり楽しめる映画になるだろう。

概要・キャスト

公式URL: http://www.onceinhollywood.jp/

監督 クエンティン・タランティーノ

レオナルド・ディカプリオ
ブラッド・ピット
マーゴット・ロビー
エミール・ハーシュ

2019年製作/161分/PG12/アメリカ
原題:Once Upon a Time in Hollywood
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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