満足度:70% 見えない目撃者 感想【ネタバレなし】

満足度:70% 見えない目撃者 感想【ネタバレなし】

満足度:70%【ランク中】

あらすじ

浜中なつめ(吉岡里帆)は警察学校の卒業式の夜、過失で弟を事故死させ、自分の視力も失う。警察官になることを諦めたなつめはある日、自動車事故の現場で少女が助けを求める声を聞く。誘拐事件を疑ったなつめは警察に訴えるが十分に捜査してもらえず、自ら動き出す。

難しいリメイク作でも、ちゃんと作られた映画

(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.

本作は、韓国映画「ブラインド」のリメイクである。ブラインドは中国でもリメイクされており、国境を越えて人気のある作品がベースになっている。

ちなみに、私は韓国版も中国版も未視聴。 有名作のリメイクであるため、そうそう変な映画にはならんだろう、という考えと、あとは単純に地味目のメイクをした吉岡里帆をスクリーンで観たいという、世の男性なら8割くらいが同意してくれるであろう欲求に従い、視聴を決定した。

リメイク作は難しいもので、変にアレンジを入れてしまうと、余計なことをするなとファンに叩かれ、作品の絶妙なバランスも崩しかねない。かといって、そのままなぞらえて作るだけでは、何かしらスパイスが足りない。

しかし、本作はしっかりと作られた邦画として仕上がっており、現代の技術や日本の環境に合わせた、細かなアレンジが成されており、映画のバランスを崩すことなく、良く作られている。

何だかとても、日本らしい映画に

(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.

全体的に火曜サスペンス劇場などを、グレードアップさせたような雰囲気がある。ちょっとオーバー目の演技で場を盛り上げてくれる刑事さんや、刑事もの定番のお墓参りシーンなど、なんだか親戚の集まりみたいな謎の懐かしさを感じる映画だ。

元々が日本と文化が似ている韓国作品だったからか、リメイク作というのをあまり感じさせない作品であった。

かといって、チープなつくりになっているわけではなく、映画としての作りこみもしっかりされている。謎の安心感がある映画だった。

高杉真宙の名前を覚えた

(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.

吉岡里帆の相棒役が高杉真宙であり、 なんだか綺麗な顔をした兄ちゃんという第一印象だったのだが、意外にも演技が自然体で、とても良かった。

初めて意識した方だが、若い俳優さんにありがちな、とりあえず大声で叫んで、勢いで乗り切る、という感じではなく、しっかり役柄を落とし込んでいた印象だ。今後も結構伸びてくる俳優さんかもしれないので、しっかり名前を覚えて帰った。

あと、福岡県出身らしいので、そういうつながりでも頑張ってほしい。笑

グロに注意とそこが突っ込みどころ

本作では、猟奇殺人者の行為が結構グロい。切り離された人の身体の部位などもはっきり映る。

捜査写真などでも、そういった画が結構頻繁に出てくるため、あまりそういう耐性が無い人は少し覚悟した方が良い。

また、その猟奇的な所が少し突っ込みどころでもあり、そういう感じでは殺せないと思うけどな、とちょっと思ってしまう部分もあり…。アクション系の知識が豊富な方は、少しそういうのも気になるかもしれない。

まとめ:吉岡里帆が好きな人も、そうでない人も

(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.

私の視聴動機は確かに吉岡里帆であったが、そうでない人も十分に楽しめる映画になっている。

個人的には邦画のサスペンスとして、面白い部類に入る。ただ、リメイク作品なのでそこがネックとなって世間的な評価は落ちるかもしれないが、何も知らない状態で行けば楽しめる作品だ。

昨日アップしたアド・アストラと比較した場合、こちらの方がカップルでの鑑賞はお勧めする。

決して、吉岡里帆を観るだけしか魅力のない映画ではないことは断言しておこう。

概要・キャスト

監督 森淳一

吉岡里帆
高杉真宙
大倉孝二
浅香航大
酒向芳
松大航也
國村隼平

2019年製作/128分/R15+/日本
配給:東映

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