満足度:76% IT イット THE END 感想【ネタバレなし】

満足度:76% IT イット THE END 感想【ネタバレなし】

満足度:76%【ランク高】

注意:前作のネタバレはするよ

前作である“IT イット”を視聴していない方はご注意を。本ブログは基本的にネタバレなしであるが、さすがに前作を語らないと伝わらない部分があるので、前作のネタバレ要素は記述する。

前作から観たい方は、まず観てから本記事に来ていただいた方が良い。というか、本作を観るうえで、前作は視聴していないと面白さ半減だ。

あらすじ

前作から27年後を舞台に、ビル、ベバリーら大人になった「ルーザーズ・クラブ」の面々が、再び「それ」と対峙するさまを描く。小さな田舎町で再び連続児童失踪事件が起こり、「COME HOME COME HOME(帰っておいで……)」という、「それ」からの不穏なメッセージが届く。幼少時代に「それ」の恐怖から生き延びたルーザーズ・クラブの仲間たちは、27年前に誓った約束を果たすため、町に戻ることを決意するが…。

待ってたよ!みんな!

前作の“It イットそれが見えたら終わり”も、私は映画館で視聴したのだが、その際ホラー映画を観に行ったはずなのに、視聴後は何だか血がたぎるような感情を抱いた。というのも、ラストシーンで子どもたちがペニー・ワイズを一生懸命ボコボコにして倒すという、素晴らしいファイティング・スピリットに溢れた映画だったからだ。

“それ”は確かに怖いけど、超がんばればぶっ〇せる。そんな映画は正直あまり記憶にないので、強烈に覚えていた。

そのファイティング・スピリットを今回も魅せてくれるかと思うと、ワクワクが止まらねえ。そんな気持ちで、私は続編を非常に心待ちにしていた次第である。

私の感想が参考になるかわからないが…

というわけで、私にとって“IT イット”はもはやホラーでは無くなっており、ファイティング・スピリット溢れるヒューマンドラマに、ちょいと怖くてグロいシーンがスパイスとして導入されている、エンターテイメント的映画だ。

周囲の人々は、予告編だけを観て恐怖を感じていらっしゃるようだが、ホラー要素はあんまり大したことない。チャイルドプレイの新作にツッコミを入れながら視聴できるような人には、本作は最高に楽しめるだろう。

そんなわけで、真面目に感想を知りたい方は他の記事の方が参考になるかもしれない。笑

ホラーというより、ホラーテイストのヒューマンドラマ

本作の原作者は、スタンド・バイ・ミーも書き上げた、かの有名なスティーブン・キングだ。つまり、子どもから大人への成長譚を書き上げるのも非常に上手い。本作はどちらかというと、そちらの面が強い映画だ。

ストーリー上、ルーザーズクラブの全員が、改めて子ども時代に体験した、過去のトラウマや心残りなどに向き合うことになる。

“それ”はその心のスキマをついてくるわけであるから、その攻撃を乗り切るとどうなるか。心の傷を克服するのだから、成長していくわけである。理屈的にはそういうことが繰り返される映画だ。まあ、そこにホラー要素が入るわけですけども。

大人になったことで恐怖表現も強化、迫力あり

彼らが大人になったことでペニーさんも本気を出したのか、さらに迫力のある恐怖攻撃を繰り広げてくる。

つまりは、アクションも思いっきりできるし、名だたる役者がそろっていることで演技力も半端ないため、より恐怖表現がリアルになっている。すなわち、観ている側の緊張感が増す。

その緊張感が定期的に続くため、本作は169分と長丁場なのだが、そんなに飽きずに観ていられる。そういった表現を期待していく方には、非常に良い映画だと思う。

全員似すぎ

最後に言っておくと、今回のキャスティングは信じられないくらいバッチリだ。なぜなら、約1名以外、全員が子役たちとそっくりで、演技も非常に上手いからだ。※約1名はあえてイメージを想起させないようになっているので、これはわざと。

主役級のビルとベバリーに関しては、ちょっと似ていないかもと思うのだが、それは他のメンバーが似すぎているためであり、特にエディ、スタンリーに関しては、血のつながりがあるんじゃないかっていうくらい似ている。

過去の彼らのキャラクターがそのまま大人になっており、昔の友人に会ったような感覚で、絶妙に親近感が湧く。その再開から入った点は非常に良かったと思う。彼らのキャラ芸だけでも結構楽しめる映画だ。

まとめ:昔の友人とアトラクションを楽しむような映画。

昔の友人と「ペニー・ワイズを狩りに行く」というアトラクションを楽しむ感覚の映画だ。ホラー表現は怖いというより、不気味な感じで、ビックリするけれどトラウマになるほどではない。(私にトラウマを植え付けたバイオ7に比べたら可愛いもの)

ただ、倒し方に関しては、全くもって私は納得していないことだけ言っておこう。笑

概要・キャスト

公式URL: http://wwws.warnerbros.co.jp/itthemovie/

監督 アンディ・ムスキエティ

ビル・スカルスガルド
ジェームズ・マカボイ
ジェシカ・チャステイン
ビル・ヘイダー
イザイア・ムスタファ
ジェイ・ライアン
ジェームズ・ランソン
アンディ・ビーン

2019年製作/169分/R15+/アメリカ
原題:It: Chapter Two
配給:ワーナー・ブラザース映画

記事画像参照元: (C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

「IT イット THE END」映画感想:オグマの映画レビュー
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