満足度:72% ゾンビランド ダブルタップ 感想【ネタバレなし】

満足度:72% ゾンビランド ダブルタップ 感想【ネタバレなし】

満足度:72%【ランク中】

※前作のネタバレありの記事

あらすじ

2009年、感染者をゾンビ化するウイルスのパンデミックが発生。コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)、タラハシー(ウディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)は、32項目におよぶ生き残るためのルールのもと、ゾンビと戦いながら絆を育んできた。それから10年後の2019年、進化を遂げたゾンビが彼らの前に現れ、4人は倍以上に増えたルールで生き残りを図る。

みんなお待たせ!正統派ゾンビ映画!

人間は分類することが好きだ。生物学的分類・居住地・はたまた「お前どこ中?」という質問に至るまで、人間は分類することで他者との差別化を図り、情報を明確化・整理している。

当然、映画も数々のジャンルで分けられており、アクション・コメディ・ドラマ・ラブロマンス等々、多くのジャンルが存在する。

そしてその中に、最もカオスで泥沼の底に存在しているようなジャンルがある。そう、それこそが「ゾンビ映画」だ。

「ゾンビ映画」とは何か。それはゾンビが出てくる映画で、そのやられっぷりや残虐非道さ、作りの粗さなどを観て楽しむような映画であり、ある一定のマニア層も存在している。私は全く持ってゾンビ映画のマニアではないが、そういった類の映画を楽しむ心構えは持っている。

本作は、ゾンビと戯れることを極限まで楽しむために作られた映画であり、少しでもその気がある人には適した映画だ。まずは前作を観てから劇場へ行ってほしい。

実力で這い上がってきた人たちが作ってます

さて、前作から色々とパワーアップしている本作であるが、前作(10年前)を知っている人間からすると、何よりも制作・出演者の知名度が段違いに上がっている点に感動する。

中でも一番ポジションが変わったのは、ジェシー・アイゼンバーグとエマ・ストーンであろう。二人とも、今や代表作を持つハリウッドの超売れっ子。ちなみに監督も「ヴェノム」の監督を務めたことにより、かなりレベルアップしている。

つまり、前回は無名に近い制作・出演者陣だったのが、この10年で恐ろしいくらいの成長を遂げ、同じメンバーで今や超大作を作ってもおかしくない布陣になっているということだ。

そう、満を持して、ゾンビランドもその勢いと同様に、パワーアップして帰ってきたのだ。

今回もしっかりツボを押さえてる

本作の素敵なところは、グロシーンや爽快感など、ゾンビ映画としてのツボをしっかり押さえつつ、コメディ路線もキープしているところだ。アメリカのコメディならではの過激なブラックジョークが飛び交いまくるが、本作に関してはそこまで不快にならないのが不思議だ。

また、本作で非常に驚いたのは、まったく粗削りな部分が無くなっていたことだ。物語の構成や、細かな部分に至るまで、前作で感じていた不満点が大いに解消されている。

具体的に言うと、ゾンビの倒し方の工夫はもちろん、シンプルなはずのストーリーに対する、エッセンスの加え方など、前作がB級映画寄りであったのに対し、本作はしっかりと一流の映画として仕上げてきた。

100分程度の映画だが、そのおかげで常に飽きることなく観ていることができる。

一番成長したのはエマ・ストーン

観ているとわかるが、実力が段違いに上がっているのがエマ・ストーンだ。前作では、まだまだ子どものような部分を残していたが、本作ではそれが消え、言葉を発さなくても場を動かしちゃうくらいの力を身に着けていた。

逆に変わっていないのがウディとジェシーだ。二人とも、もはや素みたいなもので、非常に安心する。役を演じているのか、もはや彼らの個性なのかわからないが、本作には相変わらずピッタリだ。

ルールと名言がいい味出す

生き残るためのサバイバルルールだが、本作でもやはりいい味を出す。これにより観ている方は、ゾンビを倒す上での基本ルールのようなものが分かるためだ。そのルールから逸脱するか否かなどを考えることによって、映画全体の緊張感が生まれる。これは前作と同様であるが、本作では一つ名言が誕生してしまったことをお伝えしておこう。

ネタバレになるので詳しくは言えないが、前回出てきた人に関するものであり、笑えるものだが、日常生活では全く使う機会のない言葉だ。

是非このワードは映画を観て知ってほしい。

まとめ:前作が少しでも面白く感じた人にはおススメ!

本作は、前回の内容が楽しめる人にとっては非常に楽しめる映画といえるだろう。グロ耐性があり、アメリカ流のブラックジョークについていける方には推奨したい。

あの手、この手でゾンビを駆逐していく様は、逆にゾンビがかわいそうになるくらいバラエティに富んでいる、ポイントの高いゾンビ映画だ。

次回作だって作れそうなものだが、全員忙しくなってしまったので、中々難しそうだなぁ。

概要・キャスト

公式URL: https://www.zombie-land.jp/

監督 ルーベン・フライシャー

ウディ・ハレルソン
ジェシー・アイゼンバーグ
エマ・ストーン
アビゲイル・ブレスリン
ゾーイ・ドゥイッチ
アバン・ジョーギア
ロザリオ・ドーソン

2019年製作/99分/R15+/アメリカ
原題:Zombieland: Double Tap
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

記事画像参照元: https://www.zombie-land.jp/

「ゾンビランド ダブルタップ」映画感想:オグマの映画レビュー
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