満足度:40% ルパン三世 THE FIRST 感想【ネタバレなし】

満足度:40% ルパン三世 THE FIRST 感想【ネタバレなし】

満足度:40%【ランク:小】

あらすじ

20世紀最高の考古学者ブレッソンが遺した最大の謎・ブレッソンダイアリー。その謎を解き明かした者は莫大な富を手に入れることができるとされ、第2次世界大戦時にはナチスもその行方を追い求めたという。ルパンの祖父であるルパン一世でさえ盗み出すことに失敗した、史上最高難度の秘宝を手に入れるべく奔走するルパンたちだったが……。

申し訳ございませんが、特筆すべきところはありません。

またも映画試写会にご招待いただけたため、好意的に記事を書きたいところなのだが、正直に観た後の感想を言うと、上記のような言葉になるだろう。まだこのブログ影響力も低いし良いかなって(汗)

ルパン三世初のCGアニメーション化、ということではあるが、CGもストーリーも、個人的にはあまり満足できないものであった。

そしてターゲットは恐らく、幼稚園児〜小学校低学年ではなかろうか。というのも、それ以上の年代の層にとっては、それほど楽しめる作品になっているとは思えないためだ。

「小さい子どもに、ルパンと言うものを知ってもらうための映画」というのが本作の見出しとしてはちょうど良いのではなかろうか。

イマイチなストーリーと古い題材

ストーリーも良い意味で言えば王道であるが、個人的にはかなり凡庸である。

展開と伏線は100%読めるが、まあ子ども向けとしてなら良しとしよう。しかし、私が最も頂けなかったのは、敵役と活動理由がとにかく古い点だ。

もはや散々やりつくされたものであり、90年代で一旦その路線終わったでしょうよ、と声を大にして言いたい。何より、今の子どもたちは全然わからないと思うけれど良いのだろうか。

もっと今どきの内容があったと思うのだが、作中時間に無理やり合わせているという事か…。

そしてCGも微妙

また、個人的にはCGも納得がいっていない。映像自体はきれいだ。景色や街並みなど、非生物に関してはとても良い。

だが、とにかくキャラクターの表情と動きが「THE・CG」という感じで、プレステ2くらいのゲームで良くあった、「カッチりしたCG」を綺麗にした、という印象を受ける。

具体的には表情や目線、仕草、歩き方などが固い。アナ雪が大ヒットした5年前のハリウッドのCGよりも、映像の情報量が少ない。ハリウッドと比較するのも良くないのかもしれないが、もはやこのCGで世界へ出稼ぎに行くのは厳しいだろう。

昨今のCGアニメは、ピクサーやディズニーやらで死ぬほどレベルが上がっており、観る側もそれに慣れているため、ハードルも恐ろしく上がっている。同時期にメガヒット作の続編「アナ雪2」も公開されているが、比較対象にならないレベルかと思われる。

まとめ:ルパンファンこそ、別に観なくても良い。

思い返せば、私は90年代のルパン映画をよく見ていた世代だ。ルパンのTVSPがよく流れていた時代になるのだが、正直本作はTVSPで十分だったくらいだ。

ルパンファンにとっては、各キャラクターの個性が薄かったり、ルパンの性格が無駄に良い人すぎたりと、浅い感じの内容に納得がいかないかもしれないので、特段見る必要もないかと思われる。

また、今どきは小学生と言っても観る目が肥えているため、小学校高学年以上は騙せないだろう。小さいお子さんのいる、ファミリー層であれば楽しめると思う映画だ。たぶん。

概要・キャスト

監督 山崎貴
原作 モンキー・パンチ

栗田貫一
小林清志
浪川大輔
沢城みゆき
山寺宏一
広瀬すず
吉田鋼太郎
藤原竜也

2019年製作/93分/G/日本
配給:東宝

記事画像参照元: (C)モンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会

「ルパン三世 THE FIRST」映画感想:オグマの映画レビュー
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