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満足度:55% テッド・バンディ 感想【ネタバレなし】

満足度:55%【ランク中】

あらすじ

1969年、ワシントン州シアトル。シングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、バーでテッド・バンディ(ザック・エフロン)と出会う。やがて彼女はテッドと暮らすようになり幸せをかみしめていたが、誘拐未遂事件の容疑でテッドが逮捕されてしまう。突然の出来事に戸惑うリズは、別の誘拐事件でテッドの愛車フォルクスワーゲンらしき車が目撃されていたことを知る。テッドは誤解だと説明するが、数々の事件への彼の関与が判明する。

題材の割に地味目の映画

本作は、アメリカの歴史に悪名を轟かすシリアル・キラー“テッド・バンディ”を題材とした映画である。30人以上の女性を「自らの欲求のためだけ」に殺害し、シリアル・キラーという言葉ができるきっかけとなった男だ。

日本では「アンビリバボー」などのバラエティ番組でも紹介されたことがあるはずなので、知っている方は多いだろう。

甘いマスクとカリスマ性で、悪魔のように女性を誑かしていた事、初めて法廷にTVカメラが入った裁判の当事者であった事、非常に知性の高い犯罪者であった事など、被害者の方にはとても申し訳ないが、映画の題材という点ではこれ以上ない犯罪者に見える。

そんなわけで、それなりの期待をして劇場へ赴いたのだが、思いのほかなんとも地味な映画であった。

映画として正しい視点だったのか

本作は「結末既知型」の映画である。つまり、観客も大体テッド・バンディが悪魔のような男であることは理解してきている。

何が言いたいかというと、結末は決まっているため、ラストが想定できなくてハラハラする、というようなストーリー構成はできないのだ。

そこで本作は「テッド・バンディが最後に愛した女性からの視点」というポイントにストーリーを絞るのだが、これが個人的には失敗だったのではと思う。

なぜなら、あくまで彼女はネタバレにつながる“あるポイント ”を除けば、「殺人事件」「裁判」そのどちらとも関係が希薄なのだ。

そのため、テッド・バンディとの関わり方が終盤へ行くにつれて何だか無理やりに感じてくるため、若干の不自然さが出てくる。

盛り上げるポイントが少なく、さらに盛り上げ失敗

そして、本作には抑揚がなく、割と平坦に物語が進んでいった印象だ。

個人的にはラストのシーンに向かって作り上げられたのだと思うが、何せ盛り上げるポイントの一つであるはずの裁判シーンに関しても印象が薄い。

淡々と進んだ中で爆発があればよいのだが、ちょっと不発に終わりすぎかなと。

個人的には、判決が出たあの裁判を深堀し、メインの舞台へ持ってくる映画にしたらどうかと思うのだが、まあ凡人の発想なので流していただきたい。

主演・ヒロイン、どちらも魅力的

ザック・エフロンは個人的にはハマリ役かなと思う。男性的魅力は言うことないし、サイコ感も感じられる。

あの鍛え上げられた肉体が、本作に必要だったかはわからないが、あのバキバキの肉体に黄色い悲鳴を上げる女性は少なくないだろう。

また、ヒロインのリリー・コリンズも魅力的すぎる。冒頭はあんなにも魅力的な笑顔の素敵な人だったのに、ストーリが進み疲弊していくにつれて別人かと思うような表情になっていく。

まあ、あとは単純にね、可愛いですよ。ええ、もう、さすが白雪姫。

やっぱり!彼だよね!

なんか似ているなと思って後で調べたら、本作にはハーレイ・ジョエル・オスメントくんが出演している。そう、大ヒットホラーサスペンス、シックス・センスの子役で大ブレイクした彼だ。

まあ、一言いうと、変わり果てていた…とだけ。時が経つのは早いね。

それが本作の最大の衝撃だったといっておこう。

まとめ:女性だったら共感を得られるのだろうか

本作はテッド・バンディの凶行についての描写は少なく、グロいシーンなどは全く出てこない。女性視点で描かれている作品のため、女性側の心理描写が必然的に多くなっている。

私はこの映画にさほど魅力を感じなかったが、ひょっとしたら女性的には面白いと感じられるポイントが他にもあるかもしれない。

それを教えてくれる女性が身近にいないのが、クリスマスぼっち的に辛いところである。

概要・キャスト

公式URL: http://www.phantom-film.com/tedbundy/

監督 ジョー・バーリンジャー

ザック・エフロン
リリー・コリンズ
カヤ・スコデラーリオ
ジェフリー・ドノバン
アンジェラ・サラフィ
ディラン・ベイカー
ブライアン・ジェラティ
ハーレイ・ジョエル・オスメント
ジム・パーソンズ
ジョン・マルコビッチ
ジェームズ・ヘットフィールド

2019年製作/109分/R15+/アメリカ
原題:Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile
配給:ファントム・フィルム

記事画像参照元: (C)2018 Wicked Nevada, LLC

「テッド・バンディ」映画感想:オグマの映画レビュー
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