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満足度:60%スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 感想【ネタバレなし】

※本記事には、前作「スマホを落としただけなのに」のネタバレが記載されています。

満足度:60%【ランク中】

あらすじ

長い黒髪の女性ばかりが狙われた連続殺人事件の解決から数カ月後。同じ現場から新たな身元不明の死体が発見された。捜査にあたる刑事・加賀谷は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野のもとへと向かう。獄中にいる浦野が口にしたのは、浦野が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物だった。

前作よりは比較的良い

前作の出来から、私としてはまず鑑賞を避けるタイプの映画なのだが、諸事情により鑑賞をしたところ、意外と悪くないじゃん、というのが率直な感想であった。

ストーリーはちゃんとまとまっているし、終盤も予想できた部分と、できなかった部分とあり、ちょうどよいバランスで楽しませてくれた。

もちろん、ツッコミどころも多彩なのだが、ある程度許容範囲かなと。ドラマの延長線上という枠組みは出ていないものの、普段映画を観ない層や、若い世代なんかにはウケがよさそうだ。

何の警戒心もないスマホユーザーが、犯罪に巻き込まれないよう、映画を通して警鐘を鳴らす、という意味でもちょうど良いレベルの映画だったかと思う。

前作よりは無理やりじゃない設定

前作で、最も気に食わなかった部分は、犯人である成田凌が、遊園地に無断で入り、さんざんメリーゴーランドの光と音と共に叫びまくっておきながら、刑事が到着したら「どうしてここが分かった?」と馬鹿丸出しで叫ぶシーンである。

緊迫感皆無だし、警察から逃げている犯人が、何をやっているかマジで意味が分からなかった。というのが前作の思い出である。

それに比べると今回は、そういった「限りなくアホ」なシーンというのは多分無い。主人公の過去に対するわだかまりも至極全うであるし、一応最後までちゃんと見ていられるので、ある程度映画慣れした方の鑑賞も、ギリギリ大丈夫だ。

それでも、邦画のチープさが目立つ

クラッキングしているPCの画面や、操作画面でイチイチ音が出る演出など、非常にチープであり、おもちゃで遊んでいるかのような演出。

観ている側のレベルに合わせて作ったんだよ、とでも言いたい表現なので、日本の観衆のレベルが低いのか、はたまた作り手側のセンスが無いのかは永遠の課題だ。

また、イチイチお笑い芸人を起用してくるところは、本当に邪魔以外の何物でもない。特にアキラ100%は終盤の最も緊迫したところで、間抜けに出てくるため、本当に邪魔でしかない。

これが許容されているうちは、日本映画から「パラサイト」は生まれないだろう。

戦犯は、誰が何と言おうと白石麻衣

さて、上記は本作の文句の中でもまだマシな方だ。本作最大の戦犯は間違いなく白石麻衣である。ファンの皆さんもちゃんと認識した方が良い。

冒頭から変わらない表情、気持ちが伝わらないセリフ、全く体を張っていない演技と、アイドルとしての悪い部分をフルハウスで出してきたのだから、観ている方としてはゲンナリする。

元々ファンだという友人とも観に行ったのだが、「アレはちょっと無い」というレベルだったので、よっぽどショックだったのだろう。

ファンの皆さんは、観に行くことで逆に悪印象を持つかもしれないので、鑑賞はお勧めしない。

明らかに周囲の演技についていけておらず、ラストのセリフも鼻で笑いたくなる。厳しいようだが、折角他者にはない類まれなる容姿を持っているのだから、しっかり修行をしてから出演していただきたい。

まとめ:日本のドラマ好きな方にお勧め

普段はドラマが中心で、あまり劇場に足を運ばないタイプの方は多分ハマるのではないだろうか。

キャストとしては非常に強いわけではないが、知っている俳優さんもかなり出てくるし、話も面白い。日本の伝統である連続ドラマの延長線的な映画であるから、ドラマ好きの方にはフィットしそうな映画である。

最後に、成田凌の怪演はとても良かったと記しておく。

概要・キャスト

公式URL: https://sumaho-otoshita.jp/

2020年製作/118分/G/日本
配給:東宝

監督 中田秀夫

千葉雄大
白石麻衣
鈴木拡樹
井浦新
成田凌

記事画像参照元: (C)2020 映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会

「スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼」映画感想:オグマの映画レビュー
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