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満足度:69%ミッドサマー 感想【ネタバレなし】



満足度:69%【ランク中】

あらすじ

ある日突然、家族を突然失ったダニーは、その傷も癒えぬまま、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖……それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

頭ん中をグチャグチャにかき回される

さて、本作をどう表現したら良いものか…。間違いなく言えるのは、メンタルが弱い人は、確実に観てはいけないタイプの映画である。

今の日本で、まともと言われる道徳心や価値観を持っている人々にとっては、間違いなくエヴァンゲリオン新劇場版以上の後味の悪さを感じるだろう。

「ホラーじゃないよっ!」とアリ・アスター監督は頑なに言い張っており、確かにホラーではないなと私も思うものの、下手なホラーなんかよりよっぽど怖いからタチが悪い。

しかも監督はこともあろうに「どっちかというと、ダーク・コメディだよ」とかなんとか言っている。ジャンル分けはもう諦めた。

一つだけ言えるのは、私たちの持っている価値観の土台をぶっ壊してくるタイプの映画であり、ラストも割とショッキングなため、鑑賞後は頭の中が、もうぐちゃぐちゃしている。

決して、気持ちの良い映画ではないことだけはお伝えしておこう。

「私たちにとって」のカルト映画

本作は、私たちの「価値観」に訴えかけてくる映画である。

私たちが決して、自分たちの価値観からは容認できない文化を見たとき、その薄気味悪さを感じると思うのだが、それを主題に置いたものが、本作である。

同じ人間であり、コミュニティが違うだけ。それでも「風習」や育った環境で、大きく価値観は異なる。

難しいのは、私たちの目から見ると、どうしようもない「カルト的集団」であっても、その土地や集団においては考えられたものであり、意外と理にかなっていたりするケースが多いことだ。

「カルト」のボーダーは?私たちの価値観は?など、様々な問いかけが見えるものが本作だが、怖いからそれどころじゃない。というのが私の本音だ。笑

北欧が誤解されそうな美的表現

美しい自然、民族衣装、建物、コミカルな絵など、北欧の美しさを感じられることも、本作の特徴である。

特徴ではあるが…本作に至っては、それらが全て不気味に感じるから不思議である。この映画だけを見ると、北欧が本当に誤解されそうで怖い。

物語と切り分けて考えられる方にとっては、そうした北欧的センスもかなり楽しめるだろう。

グロ・注意につき

また、注意した方が良いのは、グロ描写はガッツリ出てくる。監督の性格上、そういう表現は必要最低限しか出てはこないが、その必要最低限が結構ある。涙

ホラー映画のように、やたらと気持ち悪く魅せる、というわけではないが、とても生々しい感じでガッツリ見せてくるので、耐性が無い方は本当に注意した方が良い。

自分では耐性がある方だと思っているのだが、それでも割と引いちゃったので、皆様もご注意されたし。

まとめ:誰に合うのか、誰におすすめしていいのかさっぱりわからん

ツイッターのフォロワーさんたちが、結構観に行っており、反応も良かったので私も鑑賞した次第なのだが、全く万人受けする映画ではないことはお伝えしておこう。

この、作った人の頭は大丈夫ですかと疑いたくなる系映画(誉め言葉)は、気軽に人へ勧められないので、困ったものだ…。

余談:北欧美女って割と男の憧れだったりするじゃないですか。色白で美しくて。でも、本作を観た後は恐ろしくてスウェーデンに行きたいなんて微塵も無くなりますよ、ええ。涙

概要・キャスト

公式URL: https://www.phantom-film.com/midsommar/

2019年製作/147分/R15+/アメリカ
原題:Midsommar
配給:ファントム・フィルム

監督・脚本 アリ・アスター

フローレンス・ピュー
ジャック・レイナー
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
ウィル・ポールター
ウィルヘルム・ブロングレン
アーチー・マデクウィ

記事画像参照元: (C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

「ミッドサマー」映画感想:オグマの映画レビュー
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