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満足度:75% 透明人間 感想 【ネタバレなし】

満足度:75%【ランク高】

あらすじ

富豪で天才科学者エイドリアンの束縛された関係から逃げることの出来ないセシリアは、ある真夜中、計画的に彼の豪邸から脱出を図る。失意のエイドリアンは手首を切って自殺をし、莫大な財産の一部を彼女に残した。セシリアは彼の死を疑っていた。偶然とは思えない不可解な出来事が重なり、それはやがて、彼女の命の危険を伴う脅威となって迫る。セシリアは「見えない何か」に襲われていること証明しようとするが、徐々に正気を失っていく。

透明人間嫌いの自分でも楽しめた

私は透明人間をネタにした映画があまり好きでない。というのも、見えない恐怖をネタに、ただびっくりさせるだけのチープな映画が少なくないからだ。

無駄にびっくりさせられると腹立つし、何だか作品の質が低いように感じるため、個人的には敬遠しがちなジャンルなのだ。

しかし、本作は透明人間系キャラの使い方に定評のある(と勝手に思っている)、ゲーム監督の小島監督が紹介していたこともあり鑑賞を決めたのだが、期待していなかった分非常に楽しめた。

綺麗なリブート作

本作の感想を一言でいうと、非常にスマートだと思う。構成がきれいにまとまっており、無駄がない。2時間丸々あるのに、長さを感じさせなかった。

映画の導入部分から、透明人間が現れるまでのほのめかし方、透明人間になるネタが割れてからの展開、伏線からのラストの回収など、今思い返すとテンポが良く、観客を飽きさせない。

若干ラストなどは読めたりするものの、主演であるエリザベス・モスの演技力もあって、良い勢いのまましっかりとまとめてくれる。

今までにあった透明人間ものの中でも、かなりレベルが高いのではと思う。

スリラーという言葉が良く似合う

ホラーほどおぞましくなければ、サスペンスのように謎解き重視でもない、スリラーという言葉が非常に良く似合う作品だ。

恐怖に狂気で立ち向かっていく様は、お見事だった。

個人的には、無駄なエロ描写が無かったことも評価が高い。透明人間と言えば、男の欲求を満たすような描写があったりするものだが、元々透明人間になった人間の頭が異常だったせいか、そういう描写は無かった。

まとめ:近代版・透明人間にふさわしい作品

往年の名作、透明人間(1933年)はさすがに今見るとキツイ部分があるが、本作が綺麗にそれをリブートしてくれたと言えるだろう。

最新の映像技術を生かした、2020年の透明人間がしっかりと楽しめる。

ある程度どんな方でも楽しめる映画ではなかろうか。ちょっぴりグロい描写もあるけれど、PG-12程度なので大人だったら大丈夫だろう。

概要・キャスト

公式URL:https://toumei-ningen.jp/

監督 リー・ワネル
エリザベス・モス
オリバー・ジャクソン=コーエン
オルディス・ホッジ
ストーム・リード
ハリエット・ダイア
マイケル・ドーマン

2020年製作/122分/PG12/アメリカ
原題:The Invisible Man
配給:東宝東和

記事画像参照元:(C)2020 Universal Pictures

「透明人間」映画感想:オグマの映画レビュー
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